ムクナ豆(八升豆)
栽培+保存方法ガイド
【1】基本情報
学名: Mucuna pruriens
別名: ハッショウマメ(八升豆)、バタフライブーン、ベニバナインゲン
インドや東南アジア原産のマメ科植物で、L-ドーパを含む薬用植物としても知られています。
【2】栽培方法
- 種まき時期: 5月中旬~6月(霜の心配がなくなってから)
- 播種方法: 直まき or ポット苗育成後に定植
- 間隔: 30~40cmおきに1~2粒ずつ
- 日当たり: よく日の当たる場所(半日陰も可)
- 支柱が必要: ツル性なのでネットや支柱で誘引
- 肥料: 元肥として堆肥+ぼかし肥料を。追肥は花後に1回程度
- 収穫時期: 9月~11月(さやが乾燥し始めた頃)
【3】収穫と乾燥
- 完全にさやが枯れてカラカラになったら収穫
- 風通しの良い場所で陰干し or 軽く天日干しして完全乾燥
- 豆を取り出し、さらに1週間以上乾燥させる
【4】保存方法
- 乾燥豆: 密閉容器+乾燥剤と一緒に。冷暗所で保存(半年~1年)
- 冷凍保存: よく乾燥させた豆は冷凍保存もOK
- 生葉や若さや: 収穫後すぐ茹でて冷凍保存可(※下茹で必須)
【5】注意点
- L-ドーパ含有量が多いため、必ず加熱・水さらし・炒り処理を行ってください
- 体質や服薬中の方は医師に相談を
- 葉や花にも微量の成分が含まれるため、調理と量には注意
育てて楽しい、使って効く!ムクナ豆で自然の力を暮らしに活かそう!