🌿 アトピーに野草発酵レシピ
内側(飲食)と外側(外用)を同時に整える、シンプルで安全な発酵ケア集
1. よもぎ×スギナ発酵ラッシー(飲用)
材料(2杯分)
- 生よもぎ(若葉)…ひとつかみ(良く洗う)
- スギナ(乾燥粉)…小さじ1
- 自家製ヨーグルト(無糖)…200ml
- はちみつまたは甘酒…大さじ1(お好み)
- ぬるま湯…100ml
作り方
- よもぎをさっと茹でて刻む(灰汁が気になる場合は2回湯を替える)。
- ボウルにヨーグルト・はちみつ・ぬるま湯を入れてよく混ぜ、よもぎとスギナ粉を加える。
- 清潔な容器に移し、室温(20〜25℃)で6〜12時間ほど軽く発酵させる。香りが馴染んだら冷蔵庫へ。
メモ:よもぎの抗炎症・鎮痒成分、スギナのミネラル(シリカ)が皮膚再生を助けます。腸からの免疫調整を期待。
2. ドクダミ×タンポポ根の発酵茶(飲用)
材料
- ドクダミの葉(乾燥)…10g
- タンポポの根(洗い・細切り)…10g
- 黒糖…小さじ2
- 天然水…500ml
作り方
- 材料を清潔なガラス瓶に入れ、水を注ぐ。
- 瓶のフタは緩めにして(または布をかぶせて)室温で3日発酵させる。毎日香りを確認。
- 発酵後、濾して冷蔵保存。1日1杯を目安に飲む。
メモ:ドクダミの抗炎症・解毒作用、タンポポ根の肝サポートで全身性の炎症を下げやすくします。
3. カラムシ×米糀の発酵スープ(飲用)
材料
- カラムシ若葉…1カップ(細かく刻む)
- 米糀…大さじ2
- 野菜出汁…400ml
- 塩麹…小さじ1(味調整)
作り方
- 出汁を沸かし、カラムシを入れて弱火で5分煮る。
- 火を止めて40〜45℃まで冷まし、糀と塩麹を加える。
- 蓋をして40℃前後で4〜6時間発酵(保温ケースがあると安定)。その後冷蔵し、温めて飲む。
メモ:カラムシの抗酸化成分と糀の乳酸菌で腸内環境を強化し、慢性炎症の改善を促します。
4. イラクサ×甘酒の発酵ジェル(外用)
材料
- 乾燥イラクサ粉…小さじ1
- 甘酒(無糖)…大さじ2
- アロエジェル(純度高め)…大さじ1
作り方
- すべての材料を清潔な容器でよく混ぜる。
- 蓋をして冷蔵庫で一晩馴染ませ、翌朝より試験的に腕の内側でパッチテスト(24時間)を行う。
- 異常が無ければ入浴後に薄く塗布。長期保存は冷蔵で7日以内を目安。
メモ:イラクサはヒスタミン代謝を助け、甘酒が保湿と皮膚バリア修復をサポートします。外用は必ずパッチテスト。
安全メモ・アレルギー注意
・野草には近縁の有毒種が混じることがあります。自信が無い場合は専門家(薬草店や地域の植物図鑑)で確認してください。
・妊娠中・授乳中・重篤なアレルギーがある方、薬を常用している方は医師に相談してください。
・外用は必ずパッチテスト(24時間)を行い、赤み・かゆみが出たら使用を中止。