GI値(グリセミック・インデックス)早見表

基準:ブドウ糖=GI 100。数値が低いほど血糖の上がり方は緩やかになります。

低GI(≤55) 中GI(56–69) 高GI(≥70) ※ GIは調理・熟度で変動/目安
GIとは?
食品に含まれる糖質の吸収の速さを相対比較する指標です。実測値は品種・加工・調理・熟度・温度などで変わります。 同じ食品でも炊き方・茹で時間・粒のサイズ・冷却の有無などでGIは上下します。

低GI(55以下)|血糖の急上昇を抑えたい時に

穀物・パン・麺

  • 玄米/大麦/もち麦/そば
  • ライ麦パン
  • 全粒粉パスタ
  • オートミール

野菜・海藻・きのこ

  • 葉物(ほうれん草・キャベツ 等)
  • きのこ類(えのき・しめじ・まいたけ 等)
  • 海藻(わかめ・昆布・のり 等)
  • ブロッコリー/アボカド

豆・ナッツ

  • 大豆・納豆・豆腐
  • アーモンド・ピーナッツ
  • ひよこ豆・レンズ豆

乳製品・卵

  • 牛乳・無糖ヨーグルト・チーズ

果物

  • バナナ/りんご/オレンジ
  • ベリー類
  • アボカド

その他

  • 肉・魚(糖質少:GIの影響は小)

中GI(56〜69)|上昇は中くらい

穀物・パン・麺

  • うどん
  • 全粒粉パン

野菜・いも・穀類

  • かぼちゃ・さつまいも
  • とうもろこし

果物・乾物

  • 完熟バナナ
  • パイナップル
  • ドライフルーツ(レーズン 等)

高GI(70以上)|血糖が上がりやすい

穀物・パン・麺・シリアル

  • 白米(精製)
  • 食パン・フランスパン
  • もち・甘いシリアル
  • ライスケーキ

野菜・いも類

  • じゃがいも・にんじん
  • インスタントマッシュポテト

菓子・飲料

  • チョコレート・ドーナツ
  • 砂糖の多い菓子
  • 清涼飲料水

※ 高GI食品は、量や組み合わせ、食べる順番で実際の血糖応答(GL/GI影響)は変えられます。

GI値を抑えるための食事のポイント

ポイント具体例
低GI主食に置換白米→玄米/大麦ミックス、食パン→ライ麦・全粒粉、パスタ→全粒粉
食べる順番野菜・海藻・きのこ → たんぱく質 → 最後に主食
よく噛む早食いを避け、満腹感UP
調理の工夫茹ですぎNG/酢・油を適度に/冷やご飯でレジスタント化
量(GL)管理低GIでも食べ過ぎはNG。GIは“質”、GLは“量×質”。

🌿 五箇山 野草 × 低GIレシピ(季節別 30品)

※ 採取は安全同定・清浄な場所で。糖尿病治療中は医師・管理栄養士に相談を。分量は1〜2人分の目安です。

春(10品)

1) ヨモギ玄米おにぎり(胡麻+大豆)

主食低GI
  • 玄米200g+もち麦50g、茹でヨモギ大さじ1〜2、白ごま小さじ2、ゆで大豆30g、塩少々
  1. ヨモギを下茹で→刻む。
  2. 全て混ぜて握る。
玄米+もち麦で食物繊維UP。

2) コゴミとそばのおろし和え

主食
  • そば80g、コゴミ80g、大根おろし80g、つゆ適量
  1. コゴミ塩茹で。
  2. そば茹で→おろしと和える。
そばは小麦麺より低め。

3) スギナ×きのこ味噌スープ

汁物発酵
  • 乾燥スギナ小さじ1、舞茸50g、豆腐80g、だし400ml、味噌大さじ1〜1.5
  1. 茸→だしで煮る。
  2. スギナ・豆腐→味噌。
食前の汁物で満足感。

4) アイコの胡麻和え

副菜
  • アイコ100g、すりごま大さじ1、醤油小さじ1/2
  1. さっと茹で→水切り。
  2. ごまで和える。
脂質少量で吸収スピード調整。

5) ヨモギ×豆腐の白和え

副菜
  • 木綿豆腐150g、茹でヨモギ大さじ1、白ごま・味噌少々
  1. 豆腐水切り。
  2. 調味+ヨモギ混ぜ。
たんぱく+繊維で主食の前に。

6) クワの葉茶(食前)

飲み物
  • 乾燥クワ葉1〜2g、熱湯200ml
  1. 3分抽出。
食欲と血糖の立ち上がりケア。

7) ノビルと納豆の海苔和え

副菜
  • ノビル30g、納豆1P、刻み海苔、醤油少々
  1. 刻んで和えるだけ。
海藻+発酵で低GI補助。

8) タラの芽の天ぷら(少量)+酢の物先行

副菜
  • タラの芽、薄衣、油少量
  1. 高温短時間で揚げる。
まず酢の物→天ぷらを少量に。

9) ワサビ葉の醤油麹漬け

常備菜発酵
  • ワサビ葉100g、醤油麹大さじ2
  1. 塩揉み→水気を切り麹漬け。
少量で満足感UP。

10) 春野草ミネストローネ(無加糖)

汁物
  • ヨモギ少々、キャベツ、豆、トマト缶少量
  1. 野菜→水煮→塩胡椒。
食物繊維で血糖緩やか。
夏(10品)

1) ヨモギ×冷やしそば・おろし海藻のせ

主食
  • そば80g、刻みヨモギ、めかぶ・おろし
  1. 茹でて冷水→具のせ。
海藻で粘性=吸収穏やか。

2) スギナ冷製スープ(豆乳)

汁物
  • 乾燥スギナ小さじ1、豆乳200ml、塩少々
  1. 粉砕→攪拌→冷やす。
食前200mlで満腹感。

3) クワ葉の冷茶(無糖)

飲み物
  • クワ葉2g、水500ml
  1. 水出し4〜6h。
甘味飲料の代替。

4) アカザのおひたし+酢

副菜
  • アカザ100g、酢小さじ2、醤油少々
  1. 茹で→和える。
酢で血糖応答を緩和。

5) ヤマブドウ若葉×鶏むねの蒸しサラダ

主菜高たんぱく
  • 鶏むね120g、若葉適量、塩麹小さじ1
  1. 鶏むね蒸す→葉と和える。
主食前にたんぱくを。

6) ヨモギ×豆寒天(無糖)

デザート
  • 粉寒天2g、水400ml、ゆで大豆30g、ヨモギ少々、甘味代替少量
  1. 寒天→固め→具を混ぜる。
寒天の食物繊維でGL低減。

7) すぎな塩×きゅうりの浅漬け

常備菜
  • きゅうり2本、塩小さじ1/2、乾燥スギナひとつまみ
  1. 揉んで冷蔵1h。
主食前の一皿に。

8) アマドコロ若芽と豆腐の冷やっこ

副菜
  • 木綿豆腐150g、若芽少々、醤油麹小さじ1
  1. のせるだけ。
発酵+たんぱくで緩やか。

9) ヨモギ×枝豆の炊き込み玄米

主食
  • 玄米2合、枝豆100g、茹でヨモギ大さじ2、塩少々
  1. 通常炊飯に具投入。
豆でたんぱく・食繊UP。

10) ミョウガと野草の酢味噌和え

副菜
  • ミョウガ2個、ヨモギ少々、酢味噌適量
  1. 刻んで和える。
酢で食後血糖対策。
秋(10品)

1) ヤマブドウ葉包み玄米ロール

主食
  • 玄米150g、ヤマブドウ葉数枚、胡麻・くるみ少々
  1. 葉をさっと湯通し。
  2. 玄米を包む。
噛む量が増えて満足度UP。

2) きのこ×スギナの炊き合わせ

副菜
  • 舞茸・しめじ各80g、乾燥スギナ少々、だし300ml、醤油
  1. だしで煮含める。
先に食べて主食を後ろへ。

3) ヨモギ味噌の焼きおにぎり(少量)

主食発酵
  • 雑穀ごはん150g、ヨモギ味噌小さじ2
  1. 小さめに握り→味噌塗り焼く。
小サイズでGL管理。

4) カキドオシと豆のトマト煮

主菜
  • ミックスビーンズ150g、カキドオシ少々、トマト缶1/2
  1. 煮るだけ。
豆で食後血糖を穏やかに。

5) 里芋と野草の胡麻味噌和え

副菜
  • 里芋200g、ヨモギ少々、胡麻味噌
  1. 里芋茹で→和える。
いも類は量を控えめに。

6) 玄米×キノコ炊き込み(無甘味)

主食
  • 玄米2合、きのこ200g、醤油小さじ2
  1. 具をのせて炊く。
食物繊維&旨味で満足。

7) ワサビ茎の醤油麹漬け

常備菜発酵
  • 茎100g、醤油麹大さじ2
  1. 刻んで漬ける。
少量で味にキレ。

8) ヨモギ×豆乳茶碗蒸し

副菜
  • 卵1個、豆乳150ml、茹でヨモギ小さじ1
  1. 弱火で蒸す。
高たんぱくで主食を遅らせる。

9) きのこ酢の物+海藻

副菜
  • きのこ150g、わかめ、酢・醤油
  1. 湯通し→和える。
食前スターターに。

10) 焼きりんご×ヨモギ粉(無加糖)

デザート
  • りんご1個、ヨモギ微量、シナモン
  1. オーブンで焼く。
果物は食後少量で。
編集メモ: 各カードはそのまま複製して増やせます。地域野草(カラムシ・アイコ等)へ差し替えOK。 GL(グリセミック負荷)表示を追加する場合は、主食量(糖質量)を小さめに設定してください。
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