骨転移時:入院で行う治療メニュー
外来が基本
症状や治療で入院が必要
入院で行われる主な治療法
| 治療法 | 入院の有無 | 目的 |
|---|---|---|
| 化学療法(ドセタキセル等) | 短期入院あり | 点滴投与を安全に開始、副作用管理 |
| 放射線治療(骨転移部位照射) | 数日〜数週間 | 痛み緩和、骨折予防、神経圧迫回避 |
| 放射性医薬品(Ra-223など) | 短期入院 | 骨転移部位に選択的に集まりがん細胞を攻撃 |
| 疼痛コントロール入院 | 数日〜数週間 | 麻薬性鎮痛薬や補助薬を安全に調整 |
| 整形外科手術(病的骨折・脊椎圧迫) | 入院必須 | 固定・人工関節置換・脊椎除圧など |
入院が検討されるきっかけ
- 強い骨痛が鎮痛薬で抑えられない
- 脊椎転移で歩行障害や麻痺のリスクがある
- 新しい全身治療を安全に開始したい
- 病的骨折が起きた/起きそうで整形外科的介入が必要
まとめ
・骨転移があっても多くは外来治療が可能
・痛み・神経症状・骨折リスク・新規薬剤導入のときは入院が選択肢
・入院は治すため+症状を和らげ生活を支えるための手段
・痛み・神経症状・骨折リスク・新規薬剤導入のときは入院が選択肢
・入院は治すため+症状を和らげ生活を支えるための手段
※このページは一般的な解説です。実際の入院の要否は、あなたの症状・画像所見・主治医の判断で決まります。
強い痛みや歩行障害がある場合は、早めに主治医に入院相談してください。