骨転移があっても入院は必要?
骨転移あり
多くは外来治療
基本方針
前立腺がんが骨転移していても、通常は外来での内服治療や点滴治療が中心です。
入院は症状が強い時や特殊な治療を行う時に限られます。
入院は症状が強い時や特殊な治療を行う時に限られます。
入院になる主なケース
| 状況 | 入院の必要性 | 内容 |
|---|---|---|
| 強い骨痛で日常生活困難 | あり得る | 疼痛コントロール目的で入院(麻薬調整・放射線) |
| 脊椎転移で脊髄圧迫の疑い | 緊急入院 | ステロイド・放射線・手術など迅速対応が必要 |
| 新しい薬剤投与(化学療法・放射性医薬品) | 短期入院あり | 例:ドセタキセル開始時やRa-223投与前後 |
| 骨折・整形外科手術が必要 | 入院必須 | 病的骨折・人工関節置換など |
外来で済むケース
- ホルモン療法(注射・内服)
- 新規ホルモン薬(アビラテロン、エンザルタミド等)
- 骨修飾薬(デノスマブ/ゾレドロン酸)の点滴投与
- 定期的な画像検査・血液検査
まとめ
・骨転移=必ず入院、ではない
・外来で十分対応できることが多い
・強い痛み、神経圧迫、骨折、特殊治療のときは入院が必要
・外来で十分対応できることが多い
・強い痛み、神経圧迫、骨折、特殊治療のときは入院が必要
※この情報は一般的な医療解説です。実際の入院適応は、あなたの症状・画像所見・主治医の判断によって決まります。
痛みや歩行障害が出てきた場合は、早めに主治医に相談してください。