前立腺全摘手術 翌日からの日常生活
術後翌日
排尿・排便
衛生習慣
基本の考え方
・翌日から歩行・軽い動作は積極的に推奨されます。
・ただし創部や尿道カテーテルの影響を考え、無理せず指示に従うことが大切です。
・食事は流動〜普通食へ段階的に移行し、排便コントロールも並行して行います。
・ただし創部や尿道カテーテルの影響を考え、無理せず指示に従うことが大切です。
・食事は流動〜普通食へ段階的に移行し、排便コントロールも並行して行います。
翌日からの行動チェックリスト
🪥 歯磨き
- 翌日から可能。
- 立位・座位どちらでも良いが、ふらつきがあれば座って行う。
- 強い力でかがまないよう注意。
🚽 小便(排尿)
- 通常、手術後数日間は尿道カテーテル留置が続く。
- 尿はバッグに自然排出されるため、自力排尿はまだ不要。
- 尿量・色の確認を習慣化。
🚻 大便(排便)
- 翌日から排便は可能。
- 便秘予防が大切(下剤・食物繊維・水分補給)。
- 排便時は強くいきまないよう注意。
🛁 入浴・シャワー
- 創部・カテーテル管理のため、基本はシャワー浴。
- 浴槽入浴は抜糸/カテーテル抜去後(1〜2週間後)から可能。
- 医師・看護師の許可が出るまで湯船は控える。
🚶♂️ 運動・歩行
- 翌日から病棟内の歩行練習が推奨される。
- エコノミークラス症候群予防にも効果的。
- 転倒防止のため、最初はスタッフの付き添いありで。
注意点
・腹圧をかける動作(重い物を持つ、強く咳き込む)は避ける。
・排尿訓練はカテーテル抜去後に開始。尿漏れ対策にパッドを使用。
・体調変化(発熱・強い痛み・血尿の悪化)はすぐに医療スタッフに報告。
・日常復帰は徐々に。完全な社会復帰は術後4〜6週間目安。
・排尿訓練はカテーテル抜去後に開始。尿漏れ対策にパッドを使用。
・体調変化(発熱・強い痛み・血尿の悪化)はすぐに医療スタッフに報告。
・日常復帰は徐々に。完全な社会復帰は術後4〜6週間目安。
※この表は一般的な目安です。実際の行動開始時期は、施設の方針・患者さんの回復状況により異なります。必ず主治医・看護師の指示に従ってください。