| 治療法 | 高密度焦点式超音波(HIFU) |
|---|---|
| 特徴 | 切らない。前立腺内部のがんだけを焼灼・凝固。局所治療。 |
| 治療の強さ | 中程度(局所がんに適する) |
| 再発率 | やや高い(5年で生化学的無再発率 約60〜75%) |
| メリット | 低侵襲・切開なし・出血ほぼ無し・回復早い。 |
| デメリット | 局所再発が比較的多い。追加治療が必要になることがある。 |
| 治療法 | 前立腺全摘(ダビンチ手術) |
|---|---|
| 特徴 | 最も根治性が高い。がんのある前立腺を丸ごと摘出。 |
| 治療の強さ | 最大(最も確実な根治目的) |
| 再発率 | 低い(5年生化学的無再発率 80〜90%以上) |
| メリット | がんを完全に取れる。再発リスクが最も低い。 |
| デメリット | 尿失禁・勃起障害の可能性。入院・回復時間が必要。 |
| 治療法 | 放射線治療(IMRT) |
|---|---|
| 特徴 | 体外照射でがんを死滅。広範囲に効果。 |
| 治療の強さ | 高い(手術に準ずる根治性) |
| 再発率 | 手術と同等(80〜90%の無再発率) |
| メリット | 痛みがほぼ無い。通院で治療可能。 |
| デメリット | 副作用が遅れて出ることがある(直腸炎・頻尿など) |
| 治療法 | 陽子線治療 |
|---|---|
| 特徴 | 放射線よりも周囲へのダメージが少ない高精度照射。 |
| 治療の強さ | 高い(IMRTと同等〜やや優) |
| 再発率 | 良好(80〜90%以上) |
| メリット | 正常組織への影響が最小。高リスクにも対応。 |
| デメリット | 費用が高額。施設が少ない。 |