| 項目 | 陽子線治療 | IMRT(強度変調放射線) |
|---|---|---|
| 仕組み | プロトン(陽子)をがんに集中させ、Braggピークで止める → 正常組織への線量最小 | X線を細かく分割して角度・強度調整し、がんにだけ線量を集中 |
| 正常組織への影響 | 最も少ない(前立腺周囲の直腸・膀胱ダメージは最小) | 従来より大幅に少ないが、陽子線よりは多い |
| 再発率(5年) | 低 94〜98% 中 88〜93% 高 70〜85% |
低 93〜97% 中 85〜92% 高 65〜80% |
| 副作用 | 直腸炎 1〜4% 排尿障害 5〜10% ED 10〜20% |
直腸炎 2〜8% 排尿障害 5〜15% ED 10〜25% |
| 費用 | 90万円(保険適応) | 25〜40万円 |
| 施設数 | 少ない(全国約20施設) | 多い(ほぼ全国で可能) |
| 結論 | 副作用の少なさで最強。費用と施設数がネック。 | バランス最強。根治力・副作用・コストの総合点が高い。 |
0.2 ng/ml を2回連続で超える → 再発(生化学的再発)
PSA最低値(ナディア)+2.0 ng/ml 超え → 再発
PSA最低値から25%以上上昇 & 2.0 ng/ml以上 → 再発
✔ 治療件数が多い(最低 年100件以上)
✔ 前立腺がん専門の泌尿器科腫瘍医が関わる
✔ 再発後の救済治療まで提示できる医師
✔ 質問に対して曖昧にしない・数値で説明する
・累計 500件以上が理想(上位医師は1000件超)
・神経温存の成功率を%で回答できる医師
・尿失禁率を明確に説明する医師
・線量計画(プランニング)を誰が行うかが最重要
・DQ(線量分布)を患者に見せてくれる医師は信頼度高
・直腸と膀胱の線量をどれだけ下げられるか説明できるか
・陽子線センター固有の経験値が重要
・副作用発生率の院内データを公開しているか
・狭義の適応(高リスク含む)に詳しいか
・HIFUを前立腺サイズ別に使い分けている医師
・「HIFU後に再発した場合の治療パス」を説明できる医師
・自由診療の場合は特に治療件数チェック必須