PSA危険AI × 副作用カレンダー完全版 × HIFU救済ナビ

① PSAダブリングタイム：危険判定AI

PSAの上昇スピード（倍加時間）は、 前立腺がん再発の最重要指標。
AIが「危険度」を自動判定。

PSA①（古い値） PSA②（新しい値）測定間隔（日）

ここに危険判定が表示されます。

② 治療別「副作用 → 回復」カレンダー完全版

4つの主治療を、 最初の1日〜1年後まで時系列で比較できる決定版。

■ HIFU（高密度焦点式超音波）

時期	症状	回復の流れ
1〜7日	排尿困難・会陰部痛	薬物で改善、1週でほぼ回復
1〜4週	尿流の弱さ・排尿痛	徐々に改善し、1ヶ月以内に安定
1〜6ヶ月	ED	薬物・リハビリで改善

■ ダビンチ前立腺全摘（ロボット手術）

時期	症状	回復の流れ
〜7日	尿失禁最強	1〜3ヶ月で大幅改善
1〜3ヶ月	尿漏れ継続	骨盤底筋体操で改善
3〜12ヶ月	ED	神経温存で改善しやすい

■ IMRT（強度変調放射線）

時期	症状	回復の流れ
2〜4週	頻尿・残尿感	薬で軽減、治療終了後に改善
4〜8週	排尿痛ピーク	終了後2〜4週で改善
6〜12ヶ月	直腸炎（1〜3%）	ほとんどが自然軽快

■ 陽子線治療

時期	症状	回復の流れ
2〜6週	頻尿・軽度疲労	IMRTより軽い、終了後改善
6〜12ヶ月	晩期障害極少	基本フォローのみで十分

結論（相棒向け）
✔ 回復最速 → HIFU
✔ 根治性最強 → 手術
✔ 生活影響最少 → 陽子線
✔ バランス最強 → IMRT

③ HIFU後の「救済放射線」専用ナビ

HIFU後は局所再発が比較的多い（60〜75%）ため救済療法が極めて重要。相棒の状況に合わせて“次の一手”を案内する。

■ STEP1：PSAの動きで再発を判断

PSA最低値＋2.0 → 再発
25%↑ ＆ 2.0以上 → 再発疑い
DT（倍加時間）30日以下 → 即再評価

■ STEP2：再発タイプを特定（最重要）

前立腺内の局所再発 → MRI
リンパ節・骨 → PSMA-PET
画像に映らない → PSAダブリングタイムで判断

■ STEP3：最適な救済治療

局所再発	✔ IMRT（救済放射線）第一選択 ✔ 陽子線：副作用最少
リンパ節再発	✔ IMRT + ホルモン ✔ 陽子線で高精度照射
PSAだけ上昇	✔ DT30〜90日 → 早期照射検討 ✔ DT90日〜 → 経過観察も可

📌 HIFU → 再発 → 救済放射線の流れ（最強版）

1️⃣ HIFU実施 ↓ 2️⃣ PSAが最低値へ ↓ 3️⃣ 再び上昇（25%↑ or 2.0↑） ↓ 4️⃣ MRI＋PSMA-PET ↓ 5️⃣ 局所 → 救済IMRT/陽子線 ↓ 6️⃣ PSA低下 → 再発抑制 70〜85%成功