イップスを防ぐための野草レシピ集

😌緊張で体が固まる・動きが乱れる時は、血糖の安定ミネラル(Mg・K)テアニン/GABAω-3(エゴマ/アマニ)発酵で腸脳軸サポートを意識。ここでは五箇山の暮らしにもなじむ「野草×発酵」中心の簡単レシピをまとめました。試合や本番の3〜4時間前に主食+タンパク+少量の脂直前は消化に軽い温かい飲み物が基本。

ねらい:自律神経を整える/集中とリラックスの両立(交感・副交感の切替)/運動学習を邪魔しない栄養設計。
主な“落ち着き成分”:テアニン(緑茶・クロモジ)、GABA(発酵/発芽)、マグネシウム(青菜・雑穀・豆)、トリプトファン(豆・胡麻)、ポリフェノール(山ぶどう等)、ω-3(エゴマ)。

フィルター(目安)

朝に◎昼に◎夜に◎ テアニンGABAMg豊富ω-3低GI

1. ヨモギ甘酒スムージー(朝・GABA/低GI)

材料(1杯)|ヨモギ若葉10g、無糖甘酒150ml、豆乳100ml、バナナ小1/3本、塩ひとつまみ
作り方・ポイント
  1. ヨモギは軽く湯通し→冷水→水気を絞る。
  2. すべてを撹拌。塩で甘味を引き立てる。
ポイント:発酵由来のGABA+豆乳のトリプトファンで朝の緊張をなだめる。直前に量を増やしすぎない。
朝に◎
GABA
低GI

2. スギナ×青大豆ふりかけおにぎり(朝・Mg/低GI)

材料|発芽玄米ごはん120g、乾燥スギナ粉小さじ1/2、青大豆きな粉小さじ2、醤油麹小さじ1、白ごま小さじ1
作り方・ポイント

混ぜて三角おにぎりに。消化を助けるためよく噛む。

ポイント:スギナはミネラルが豊富。腎疾患のある方は多用を避ける。
朝に◎
Mg豊富
低GI

3. カキドオシ×レモンバームの穏やか茶(テアニン系)

材料|乾燥カキドオシ小さじ1、レモンバーム小さじ1、熱湯200ml
作り方・ポイント

5〜7分抽出。蜂蜜を少量足してもOK。

ポイント:香り成分で呼吸を深く。空腹時に飲むと直前の胃もたれ対策にも。
テアニン
夜に◎

4. カラムシ葉のエゴマ胡麻和え(ω-3/Mg)

材料|カラムシ若葉50g、エゴマすり小さじ2、白味噌小さじ1、酢小さじ1/2
作り方・ポイント

下茹で→水気を絞り刻む。調味を和えて完成。

ポイント:エゴマのALA(ω-3)で神経の過敏さを整えるサポート。
昼に◎
ω-3
Mg豊富

5. ドクダミ×豆腐の味噌麹サラダ(低GI/GABA)

材料|ドクダミ若葉20g、木綿豆腐150g、味噌麹小さじ2、胡麻油少々
作り方・ポイント

葉はさっと湯通し→冷水。手でちぎり、豆腐と和える。

ポイント:味噌麹のGABAと豆のトリプトファンで気分を安定方向へ。
昼に◎
GABA
低GI

6. クマザサと雑穀のリゾット(夜・安眠)

材料|押し麦30g・雑穀30g、クマザサ粉小さじ1/2、玉ねぎ、出汁、塩
作り方・ポイント

雑穀を出汁でふっくら煮、最後にクマザサ粉を。オリーブ油少々。

ポイント:消化にやさしく就寝前でも重くなりにくい。
夜に◎
低GI

7. シソ×発芽玄米 納豆巻き(GABA/集中)

材料|発芽玄米ご飯120g、納豆1p、紫蘇数枚、海苔1枚、醤油麹少々
作り方・ポイント

海苔にご飯→納豆→紫蘇で巻く。直前は半量に。

ポイント:発芽と発酵でGABA強化。噛むリズムが心拍を落ち着かせる。
昼に◎
GABA
低GI

8. クロモジ香る温蕎麦(テアニン×温熱)

材料|蕎麦、出汁、クロモジ小枝(砕いて)少々、長ねぎ
作り方・ポイント

出汁を温めクロモジを2〜3分浸す→濾す→蕎麦に注ぐ。

ポイント:温かさ+香りで副交感神経を優位に。
夕に◎
テアニン

9. ヨモギ入り鶏つくね(たんぱく×Mg)

材料|鶏ひき肉200g、ヨモギ湯通し20g、味噌小さじ1、生姜少々
作り方・ポイント

混ぜて丸め、弱火で焼く。仕上げに出汁醤油。

ポイント:本番3〜4時間前の主菜に。脂を控えめに。
昼に◎
Mg豊富

10. アイコ(ミヤマイラクサ)とキノコの塩麹炒め

材料|アイコ60g、しめじ1/2株、塩麹小さじ2、菜種油少々
作り方・ポイント

アイコは下茹で→水切り。きのこと炒め、塩麹で調える。

ポイント:麹由来の旨味で塩分控えめでも満足。
夕に◎
GABA

11. ウド若芽とクルミのサラダ(集中ナッツ)

材料|ウド若芽60g、クルミ10g、酢味噌少々
作り方・ポイント

ウドは薄切り→酢水でアク抜き。砕いたクルミと和える。

ポイント:クルミの脂質は量を控えれば直前でもOK。
昼に◎
低GI

12. スベリヒユの爽やか酸味サラダ

材料|スベリヒユ50g、トマト、玉ねぎ少々、レモン汁、オリーブ油、塩
作り方・ポイント

洗って刻み、全体を和える。レモンで香りを立たせる。

ポイント:スベリヒユにもALA(ω-3)が含まれる。
昼に◎
ω-3

13. クロモジ×緑茶(テアニンW)

材料|緑茶2g、クロモジ少量、80℃のお湯200ml
作り方・ポイント

1.5〜2分抽出。カフェインに弱い人は薄めに。

ポイント:テアニンで集中とリラックスの同時キープを狙う。
朝に◎
テアニン

14. 山ぶどう発酵サワー(夜・整えドリンク)

材料|山ぶどう果汁100ml、水150ml、レーズン少々、レモン薄切り
作り方・ポイント

常温で軽く発酵(密閉しない)。酸味が出たら冷蔵。

ポイント:ポリフェノールで一日の酸化ストレスをクールダウン。
夜に◎
低GI

15. 葛(クズ)と生姜のやさしい葛ゼリー

材料|本葛粉大さじ1.5、水200ml、蜂蜜小さじ1〜2、生姜すりおろし少々
作り方・ポイント

弱火で練り、透明になったら器へ。冷やしても温でも。

ポイント:胃腸にやさしく、直前の“重さ”を避けたい時に。
夜に◎
低GI

16. エゴマきなこ棒(携帯おやつ・ω-3)

材料|エゴマ粉大さじ1、きなこ大さじ1、蜂蜜小さじ1、塩ひとつまみ
作り方・ポイント

練って棒状に。小さく切って携帯。

ポイント:本番60〜90分前に一口。食べ過ぎ注意。
朝に◎
ω-3

17. セリと大麦の澄ましスープ(落ち着き)

材料|セリ一束少々、押し麦大さじ2、出汁、塩
作り方・ポイント

押し麦を柔らかく煮て、セリを最後にさっと。

ポイント:温かい澄ましは呼吸を整えやすい。
昼に◎
低GI

18. ヨモギ豆乳ポタージュ(夜・安眠)

材料|ヨモギ湯通し20g、豆乳200ml、玉ねぎ、塩、胡椒
作り方・ポイント

玉ねぎを炒め→豆乳→ヨモギを入れてブレンダーでなめらかに。

ポイント:温度ととろみで満足感。就寝2時間前までに。
夜に◎
低GI

19. カラムシ葉キムチ(乳酸発酵でGABA)

材料|カラムシ葉100g、塩2%、生姜・にんにく・唐辛子少々、麹水少し
作り方・ポイント

塩でもみ、調味を絡めて常温発酵→酸味が出たら冷蔵。

ポイント:乳酸発酵でGABAアップが期待できる。
昼に◎
GABA

20. ドクダミ×ハトムギ焙煎茶(夜の仕上げ)

材料|焙煎ハトムギ大さじ1、乾燥ドクダミ小さじ1、熱湯300ml
作り方・ポイント

8分抽出。就寝1〜2時間前に湯のみ1杯。

ポイント:利尿が強い体質の方は就寝直前は量を控える。
夜に◎
低GI

使い方の原則(イップス対策の食のリズム)

安全メモ:野草は同定と下処理が前提。
・ヨモギは妊娠中は控える/キク科アレルギー注意。
・スギナは腎・心疾患や利尿薬内服の方は多用を避ける。
・ドクダミは利尿作用あり。体質と薬の相互作用に注意。
・持病や治療中は医療者に相談。ここでは“コンディショニングの工夫”として提案しています。