イップス予防|野草×発酵レシピ(各g・温度・時間・代替案付き)

本番3〜4時間前は「低脂×低GI×たんぱく」、60〜90分前は「消化に軽いものを少量」。テアニン・GABA・Mg/K・ω-3を意識して、自律神経の切替を助ける構成にしています。

春01|ヨモギ甘酒スムージー(朝/GABA・低GI)

本番2〜3時間前まで。直前は半量に。
材料(1杯)g/ml
ヨモギ若葉(湯通しして絞る)10 g
無糖甘酒(米麹)150 ml
無調整豆乳100 ml
バナナ30 g(1/3本)
ひとつまみ
  1. ヨモギを1分茹で→冷水→固く絞り、刻む。
  2. 甘酒・豆乳・ヨモギ・バナナ・塩をブレンダーで30〜45秒撹拌。
  3. 冷えすぎ防止に常温寄りで。甘味は甘酒量で調整。
代替案:バナナ→蒸しサツマイモ20 g。豆乳→水+きな粉大さじ1。
注意:キク科アレルギー/妊娠中はヨモギを避ける。
甘酒GABA低GI

春02|アイコとしめじの塩麹炒め(低脂/Mg)

主菜にも副菜にも。3〜4時間前に。
材料(2人分)g
アイコ(ミヤマイラクサ)若芽120 g
しめじ100 g
塩麹18 g(小さじ3)
菜種油4 g(小さじ1)
生姜みじん5 g
  1. アイコは1〜2分下茹で→冷水→水気を絞り4〜5cmに切る。
  2. フライパンを中弱火で温め油を回し、生姜→しめじを2分。
  3. アイコと塩麹を入れ、弱火で1分優しく炒め合わせる。
  4. 水分が出たら火を止め余熱で馴染ませる。
代替案:アイコ→ウド/ミズ。油ゼロの場合は水30 mlで蒸し炒め。
塩麹低GIMg

春03|カラムシ葉キムチ(乳酸/GABA)

作り置き3〜5日で酸味が乗る。補助副菜に。
材料(出来上がり約300 g)g
カラムシ若葉200 g
自然塩(2%)4 g
生姜すりおろし5 g
にんにくすりおろし3 g
唐辛子(粉)1〜2 g
米麹のとぎ汁/乳酸発酵汁20 ml(任意)
  1. 葉は30〜40秒下茹で→冷水→固く絞る。3cm幅に切る。
  2. 塩を全体にまぶし10分置き、軽くもんで水分を捨てる。
  3. 香味・発酵スターターを混ぜ、清潔な瓶へ。押し蓋で浸す。
  4. 20〜22℃で24〜48時間発酵。小気泡+乳酸の香りで冷蔵へ。
注意:葉の同定は厳密に。辛味は当日量を控えめに。
乳酸GABA低GI

夏01|赤紫蘇×甘酒の微炭酸ソーダ(薄め/クールダウン)

直前30〜60分は100〜150 ml程度に。
材料(2杯)g/ml
赤紫蘇濃縮液(自家製)60 ml
無糖甘酒120 ml
炭酸水(常温)300 ml
レモン果汁10 ml
ひとつまみ
  1. ピッチャーに甘酒・紫蘇液・レモン・塩を混ぜる。
  2. 飲む直前に炭酸で割る(甘酒:炭酸=1:2.5〜3)。
紫蘇濃縮液の作り方:赤紫蘇200 gを湯1 Lで2分煮出し→濾す→砂糖は入れず冷蔵3日。
甘酒低GI

夏02|ヨモギ塩麹しっとり鶏むね(低脂・主菜)

本番3〜4時間前の主菜に最適。
材料(2人分)g
鶏むね肉300 g(皮なし)
塩麹24 g(肉の8%目安)
ヨモギ粉1 g(小さじ1/2)
生姜スライス3枚
300 ml
  1. 鶏に塩麹・ヨモギ粉を擦り込み10〜30分置く。
  2. 鍋で水を沸かし火を止め、鶏と生姜を入れ蓋をして15分放置。
  3. 取り出して粗熱を取り、薄切り。煮汁はスープに再利用。
ポイント:加熱は余熱中心でパサつき回避。脂質が少なく消化が軽い。
塩麹低GI

夏03|胡瓜と赤紫蘇の水キムチ(飲める乳酸スープ)

冷やして100〜150 mlを副菜がわりに。
材料(出来上がり約700 ml)g/ml
胡瓜(拍子木)200 g
赤紫蘇10 g
塩(2%)6 g
生姜薄切り5 g
にんにく薄切り3 g
600 ml
  1. ボウルで水と塩を溶かし、胡瓜・赤紫蘇・生姜・にんにくを漬ける。
  2. 20〜22℃で24時間→酸味が出たら冷蔵へ。2〜3日で飲み頃。
注意:ガス膨張が強い場合は一度蓋を開けてガス抜き。乳酸臭が弱い/ぬめりがある時は廃棄。
乳酸低GI

秋01|ヨモギ豆乳ポタージュ(甘酒少量/就寝前2hまで)

夜のリセット用。消化が軽く温かい。
材料(2杯)g/ml
ヨモギ(湯通し刻む)30 g
玉ねぎ(薄切り)80 g
無調整豆乳300 ml
無糖甘酒40 ml
オリーブ油小さじ1(4 g)
2〜3 g
  1. 鍋で油を温め玉ねぎを弱火5分甘くなるまで炒める。
  2. 豆乳と甘酒を入れ、沸騰直前まで温める(80〜85℃目安)。
  3. ヨモギを加えてブレンダーで滑らかにし、塩で調える。
代替案:豆乳→出汁200 ml+牛乳100 ml。ヨモギ→セリ/カブ葉。
甘酒低GIGABA

秋02|発芽玄米×きのこ カラムシ入り塩麹炊き込み

前日仕込み可。脂控えめで量を調整しやすい。
材料(2合分/約4小盛)g/ml
発芽玄米(洗米)2合(300 g)
舞茸・しめじ各80 g
カラムシ若葉(下茹で刻む)40 g
塩麹36 g(大さじ2)
通常線−10%(きのこの水分分)
  1. 玄米は浸水6〜8時間(冷蔵)。
  2. 釜に米・水・塩麹・きのこ・カラムシを入れ通常炊飯。
  3. 10分蒸らし、しゃもじで切るように混ぜる。
ポイント:本番日は小盛150 g+副菜に留めると重くならない。
塩麹低GI

秋03|山ぶどう発酵サワー(乳酸)

夜のクールダウン。酸味で気分を整える。
材料(約500 ml)g/ml
山ぶどう果汁(ストレート)150 ml
350 ml
レーズン(無添加)20 g
レモン薄切り2枚
  1. 清潔な瓶に材料を入れ、軽く蓋(発酵ガス逃げ道を作る)。
  2. 22〜24℃で24〜36時間。微発泡・酸味が出たら濾して冷蔵。
  3. 150 ml程度をゆっくり飲む。
注意:過発酵でアルコール化しやすいので時間厳守。渋みが強ければ水で1:1に薄める。
乳酸低GI

携帯補食|エゴマきなこ棒(60〜90分前に一口)

噛むリズムで呼吸が落ち着く。食べ過ぎ注意。
材料(8本)g
エゴマ粉20 g
きなこ20 g
蜂蜜18 g
ひとつまみ
小さじ1〜2(状況で)
  1. 粉類と塩を混ぜ、蜂蜜を加えて練る。固いときは水を数滴ずつ。
  2. 1.5cm径の棒状にし8等分。冷蔵で3〜4日。
目安:1本=約25〜30 kcal。直前は1本まで。
ω-3低GI

リラックス茶|クロモジ×緑茶(薄め/テアニン)

直前30〜60分は薄め淹れで。
材料(1杯)g/ml
煎茶1.5 g
クロモジ小枝(軽く砕く)0.3〜0.5 g
200 ml(80℃)
  1. カップでクロモジに80℃の湯を少量注ぎ30秒。香りを立たせる。
  2. 煎茶を加え、さらに湯を注ぎ1.5分抽出→濾す。
ポイント:香りで副交感神経を引き上げつつ、カフェインは薄めで。
テアニン

やさしい|本葛と生姜の甘酒ゼリー(夜/低GI)

直前30〜60分OK(少量)。胃の重さ回避に。
材料(150 mlカップ×3)g/ml
本葛粉18 g
260 ml
無糖甘酒60 ml
生姜すりおろし3 g
  1. 鍋で葛粉と水をよく溶く。中弱火で木べらで絶えず混ぜる。
  2. 半透明→透明に変わったら甘酒と生姜を加え30秒混ぜ火を止める。
  3. カップに流し、粗熱→冷蔵1時間で固める。
代替案:甘酒→レモン汁+蜂蜜小さじ1に変更でさらに軽く。
低GI甘酒

当日の摂り方ガイド
  • 本番3〜4h前:鶏むね/豆腐など低脂たんぱく+発芽玄米150 g+野草副菜(塩麹/乳酸)。
  • 60〜90分前:エゴマきなこ棒1本 or 葛ゼリー少量。温かいクロモジ緑茶を薄めに。
  • 直後:甘酒少量+塩をひとつまみ、乳酸発酵副菜で腸を整える。
安全メモ:野草は必ず同定・下処理。
・スギナ:腎/心疾患・利尿薬使用中は多用を避ける。
・ヨモギ:キク科アレルギー/妊娠中は避ける。
・発酵飲料:過発酵に注意(アルコール化/ガス過多)。異臭・異常ぬめりは廃棄。