🩺 前立腺生検|当日の流れ・痛み対策・検査後の注意

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🗓 当日の流れ(目安)

受付〜準備

経会陰法が増えていますが、施設により経直腸法の場合もあります。

検査(生検そのもの)
  • 体位:左側臥位や砕石位など
  • 麻酔:局所麻酔(会陰部・神経ブロック)±鎮静。経直腸法では肛門周囲麻酔+ゲル
  • 超音波 or MRI融合で位置決め → 針を数回(通常は全体+ターゲット)
所要は通常15〜30分。体感の痛みは圧迫感〜チクッが数回。
終了後〜帰宅

💊 痛み対策(事前に確認したいこと)

麻酔の種類
  • 会陰部局所麻酔(経会陰)/肛門周囲麻酔(経直腸)
  • 末梢神経ブロック(仙骨・陰部神経)や鎮静の有無
鎮痛の併用
  • アセトアミノフェンの事前/事後内服可否
  • NSAIDsは出血リスクのため医師指示に従う
痛みの目安多くは軽〜中等度。強い痛みは麻酔追加や鎮静で調整可能。
不安対策音や振動に驚く方が多いので、回数と所要時間を事前に質問しておくと安心。

🏠 検査後の注意(目安)

当日〜48時間
  • 安静:長風呂・飲酒・激しい運動は避ける
  • 出血:尿・便・精液に血が混じるのは数日〜数週で自然軽快が一般的
  • 水分:こまめに摂る(排尿を促す)
抗生剤
  • 処方どおりに内服(飲み忘れ注意)
  • 発疹・下痢・気分不良が強い場合は連絡
再開の目安
  • ウォーキング・家事:翌日〜2日後
  • 軽い筋トレ・自転車:3〜7日後(出血が増えないことを確認)
  • ラン/高強度:1週間以降、出血・発熱がない時
  • 入浴:シャワーは当日〜翌日可、湯船は2〜3日後目安
※医師から個別指示がある場合はそれを最優先。

🚨 すぐ受診/連絡の目安

  • 38℃以上の発熱、悪寒・ふるえ
  • 尿がほとんど出ない/全く出ない(尿閉感・下腹部痛)
  • 鮮血の大量出血や血塊が続く、貧血症状
  • 強い痛みが持続、悪化する
夜間は救急外来へ。受診時は「前立腺生検直後」であることを必ず伝えてください。

📝 個人メモ & 症状ログ(自動保存)

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