🏞️野草にスポットを当てよう🍃

自然の力を最大限に活かした発酵漬物

✨発酵漬物は、発酵の力を借りて野菜やハーブの風味を深め、体に優しい健康的な保存食を作ることができます。スベリヒユ(つる植物の一種)やカキドオシ(薬草)を使った漬物は、自然の香りと風味が感じられ、発酵による栄養価もプラスされます。以下にそれぞれの漬物のレシピを紹介します。

スベリヒユのぬか漬け

スベリヒユは、野草の一種で、栄養価が高く、抗酸化作用や抗炎症作用があるとされます。ぬか漬けにすることで、スベリヒユの風味が引き立ちます。

材料: 作り方:
  1. スベリヒユの準備: スベリヒユは新鮮な葉を使用します。葉や茎をよく洗い、汚れを落とします。長さを調整したり、硬い部分を取り除いたりする場合もあります。
  2. ぬか床の準備: ぬか床が乾燥していたり塩分が足りない場合は、少し水と塩を加えて調整します。ぬか床の塩分は発酵を促進するため、塩が少ないと発酵がうまく進まないことがあります。
  3. スベリヒユをぬか床に漬ける: スベリヒユをぬか床に軽く押し込みながら入れます。全体がぬかに覆われるようにし、空気が入らないように注意します。
  4. 発酵させる: スベリヒユをぬか床に漬けたら、冷暗所で1日から3日程度発酵させます。発酵の具合を見ながら、好みの味になったら取り出して食べます。発酵が進むと風味が深まり、より酸味が強くなります。
  5. 完成: 発酵が終わったら、スベリヒユのぬか漬けが完成です。ぬか漬けはそのまま食べることもできますが、ご飯のお供やおつまみとしても楽しめます。

カキドオシの塩漬け

カキドオシ(別名:カキドオシ草)は、薬草として知られ、鎮静作用や消化を助ける効果があるとされています。塩漬けにすることでその風味を長期間保存できます。

材料: 作り方:
  1. カキドオシの準備: カキドオシは、葉をよく洗って土や汚れを取り除きます。茎が硬い部分があれば取り除きます。
  2. 塩で下処理: 塩をカキドオシにまんべんなく振りかけ、軽く揉んで塩が葉に馴染むようにします。そのまま30分から1時間ほどおいて、余分な水分を出します。
  3. 塩水を作る: 水50mlに塩を加え、完全に溶かして塩水を作ります。
  4. カキドオシを漬ける: 塩を揉み込んだカキドオシを容器に入れ、塩水を注ぎます。カキドオシの上に重しをのせて、カキドオシが塩水にしっかり浸かるようにします。
  5. 発酵させる: 塩漬けにしたカキドオシを涼しい場所に1~2日間置きます。発酵が進んでいくと、カキドオシの風味が変化し、酸味が出てきます。
  6. 完成: 発酵が完了したら、カキドオシの塩漬けは完成です。発酵の進み具合はお好みで調整できます。ご飯やおかずのアクセントとして食べることができます。
ポイント:

🧺どちらの漬物も、自然の薬草の味わいが感じられる健康的な一品です。季節の野草や薬草を取り入れて、発酵の力で風味豊かな漬物を楽しんでください。