🌱野良小豆の食用レシピ集
🌿自然採取した乾燥野良小豆を使った、素朴で滋味あふれる3品。
山の恵みを丁寧に調理して、心と体にやさしい味を楽しみましょう。
① 野良小豆ぜんざい
材料(2人分)
野良小豆(乾燥)…100g
水…600ml
甜菜糖または黒糖…50g
塩…ひとつまみ
作り方
野良小豆を軽く洗い、一晩(8時間以上)たっぷりの水に浸す。
鍋に入れ、水を新しく加えて中火で煮立て、アクをとる。
一度ゆでこぼし、再び水を入れて弱火で1時間ほど柔らかくなるまで煮る。
砂糖と塩を加えてさらに15分ほど煮て味をなじませる。
好みでヨモギ餅や草餅を添えて完成。
🌾
ポイント:
野良小豆は皮が固いため、ゆでこぼしを2回行うと渋みがまろやかになります。
② 発酵あんこ(野良小豆×米糀)
材料(作りやすい量)
ゆでた野良小豆…200g
米糀(生または乾燥)…100g
水…100〜120ml
塩…ひとつまみ
作り方
野良小豆を柔らかくゆで、粗熱をとる。
40〜50℃のぬるま湯で米糀をほぐし、小豆と混ぜる。
炊飯器の保温モード、またはヨーグルトメーカーで55℃×6〜8時間発酵。
途中で2〜3回かき混ぜると発酵が均一に。
仕上げに塩を加え、冷蔵で3〜4日保存可能。
🍯
ポイント:
発酵により野良小豆の渋みが消え、自然な甘味が引き出されます。 トーストやおはぎ、発酵アイスにも◎
③ 野良小豆入り野草ご飯
材料(2合分)
米…2合
野良小豆(乾燥)…大さじ3
スギナ粉末…小さじ1
ヨモギ粉末…小さじ1/2
塩…小さじ1/3
水…通常の炊飯よりやや多め
作り方
野良小豆を一晩水に浸し、軽くゆでておく(20分)。
炊飯器に米・野良小豆・粉末野草・塩・水を入れる。
軽く混ぜて普通に炊飯。
炊き上がったら10分蒸らし、さっくり混ぜる。
🌿
ポイント:
スギナとヨモギの香りが野良小豆の渋みを和らげ、香ばしく仕上がります。 山菜料理や味噌汁との相性抜群です。