野草メイン+野菜は“最小限”で賢く補う 自給自足メニュー集

狙い:野草・薬草・山菜を主役に、どうしても不足しがちな栄養だけを少量の栽培野菜で補完。保存性・栽培難易度・コスパ重視。

不足しやすい栄養 → 最小限の“補助手段”

最小限野菜の“推奨ミニセット/週”:キャベツ1/2玉・大根1/2本・さつまいも2〜3本・小松菜1束(合計約2kg弱)。

1週間ローテ例(野草メイン+野菜ちょい足し)

栗×干し椎茸のポタージュ/ヨモギ塩麹団子 ドングリ・フラットブレッド+ノビル味噌 自然薯とろろ焼き+キャベツの塩揉み少量
セリとアオサの浅漬け+くず餅(甘くない) コゴミ胡麻和え丼(干し椎茸だし) ウルイおひたし+さつまいも窯焼き
ヨモギ入り雑炊(どんこ戻し汁) ミズ(ウワバミソウ)の醤油漬けおにぎり風 コシアブラご飯+大根薄切りの浅漬け
ギンナン入りとろとろ汁 ノビル味噌うどん風(くず粉麺) アイコ白和え+クルミダレ
山菜発酵浅漬け+フラットブレッド セリ・ヨモギのかき揚げ(米粉少量) 干し椎茸と海藻のスープ+小松菜おひたし一口
自然薯とろろ/焼き団子 コゴミ・エゴマ和え寿司風(混ぜ飯) タラの芽塩麹天ぷら+キャベツ千切り一握り
ヨモギ甘酒(無糖) 栗とクルミの山だれ麺(くず粉) ウド皮きんぴら+ノビル味噌焼きおにぎり風

※下線付きが“最小限野菜”。合計は週ミニセット内に収まる量に設定。

レシピカード(野草主役+野菜ちょい足し)

セリ×キャベツひとつまみの浅漬け

生食10分
  • セリ 120g、キャベツ 40g、塩 小さじ1/3、酢 小さじ1
  1. 刻んで塩もみ→酢を絡め10分。
  2. 仕上げにノビル刻み少々。

“野菜の比率は1:3以下”を維持して野草主役に。

コシアブラご飯(だし無し)

主食
  • 米2合、コシアブラ40g、薄口小さじ2、酒大さじ1、塩少々
  1. 通常の水加減+調味料、刻んだ芽をのせて炊く。

旨味が強いので動物性・出汁不要。

ノビル味噌(万能ペースト)

保存
  • ノビル120g、味噌120g、みりん大さじ2
  1. 刻んで弱火で水気を飛ばし、味噌・みりんと練る。

フラットブレッド/焼き団子/炒め物に。

自然薯のカリとろ焼き+キャベツひと握り

主菜
  • 自然薯200g、クルミ粉大さじ2、塩少々、キャベツ 30g
  1. 自然薯+クルミ粉+塩を混ぜ薄く焼く。
  2. 千切りキャベツは塩で軽く揉み“添え”に。

キャベツは消化補助と食感付けの最小量だけ。

ウルイのおひたし+大根スライス

副菜
  • ウルイ200g、大根 3〜4薄切り、薄口小さじ2、みりん小さじ1
  1. ウルイを30–40秒ゆで冷水→調味で和える。
  2. 大根は香り付けに数枚だけ混ぜる。

コゴミのエゴマ和え

  • コゴミ200g、炒りエゴマ粉大さじ2、椎茸戻し汁小さじ2、塩少々
  1. 1分ゆで→冷水→水気を絞り、和える。

くず粉麺の山だれ

グルテンフリー
  • くず粉80g、水160ml、栗ペースト80g、クルミ40g、塩少々
  1. くず粉+水を火にかけ透明になったら冷やして細切り。
  2. 栗+クルミ+塩でタレを作り和える。

干し椎茸と海藻のだしスープ

毎日OK
  • 干し椎茸2〜3枚、アオサひとつまみ、塩少々、水400ml
  1. 戻し汁ごと温め、海藻を加え塩で整える。

“最小限野菜”の選び方(保存・育成ラク/多用途)

“野草:野菜=3:1以上”を基本比率に。野菜は“香りや食感の調整役”。

季節スワップ表(野草を入れ替えて続ける)

初夏秋〜冬
ウルイ/コゴミ/タラの芽/コシアブラ/セリ ミズ/アイコ/ノビル/ヨモギ若葉 スベリヒユ/ドクダミ若葉(微量)/ミョウガ葉鞘 栗/どんぐり/干し野草/干し椎茸/自然薯

仕込み&保存(週次/月次)

安全:同定に自信のない野草は食べない。ワラビ・ドクダミ等は量・下処理に注意。持病・服薬中は専門家へ相談。

※本ページは一般的な食情報です。体調に合わせて塩分・量・頻度を調整してください。