🌿 四季別・発酵・防災活用の野草保存ガイド
野草は季節ごとに採取・乾燥・保存し、日々の暮らしから防災備蓄まで活かせます。
ここでは春夏秋冬それぞれのおすすめ草と、発酵・お茶・保存活用レシピを紹介します。
🌸 春(デトックス・新陳代謝UP)
| 野草名 | 部位 | 乾燥法 | 保存 | 効能 |
| ヨモギ | 若葉 | 蒸して陰干し | 1年 | 血行促進・美肌 |
| スギナ | 全草 | 風干し | 1年 | デトックス・髪強化 |
| カキドオシ | 茎葉 | 陰干し | 1年 | 糖代謝・肝臓強化 |
発酵レシピ
ヨモギ甘酒
・甘酒200mlに乾燥ヨモギ粉 小さじ1を混ぜる。
→ 春のデトックスドリンク。
お茶
スギナとカキドオシ茶
各1gを煮出して香ばしく。
→ 代謝促進・血糖コントロール。
☀ 夏(疲労回復・ミネラル補給)
| 野草名 | 部位 | 乾燥法 | 保存 | 効能 |
| スベリヒユ | 全草 | 塩ゆで→陰干し | 6か月 | オメガ3・抗炎症 |
| ドクダミ | 全草 | 陰干し | 1年 | 解毒・利尿・美肌 |
| ミント | 葉 | 陰干し | 6か月 | 清涼・胃腸整え |
発酵ドリンク
ドクダミ酵素水
ドクダミ50g+きび糖500g+水500mlを発酵。
→ 夏バテ防止・腸整え。
お茶
スベリヒユミント茶
乾燥各1gをお湯に入れ3分。
→ 清涼感と抗酸化で夏の疲れに◎。
🍁 秋(滋養・免疫サポート)
| 野草名 | 部位 | 乾燥法 | 保存 | 効能 |
| カラムシ | 葉 | 日陰干し | 6か月 | 整腸・デトックス |
| タンポポ | 根 | 刻んで陰干し | 1年 | 肝機能UP・疲労回復 |
| イタドリ | 根茎 | スライスして天日干し | 6か月 | 抗酸化・関節サポート |
発酵おやつ
カラムシ発酵クッキー
カラムシ粉末小さじ1+米粉50g+甘酒30ml。
→ 美腸スイーツ・免疫UP。
お茶
タンポポ根とドクダミ茶
香ばしく炒ってから煮出す。
→ 肝臓ケア・冷え性対策。
❄ 冬(免疫・備蓄・防災草茶)
| 野草名 | 部位 | 乾燥法 | 保存 | 効能 |
| ヨモギ | 乾燥葉 | 再焙煎して保存 | 1年 | 体温UP・血行促進 |
| スギナ | 全草 | 瓶保存 | 1年 | ミネラル補給 |
| ドクダミ | 全草 | 陰干し | 1年 | 殺菌・免疫補助 |
防災草茶
五箇山式ブレンド
ヨモギ1g+スギナ1g+ドクダミ0.5gを湯で煮出す。
→ 保存性が高く、非常時の栄養補給に最適。
発酵保存
野草塩麹
乾燥カラムシ粉 小さじ1+塩麹200gを混ぜる。
→ 発酵調味料として長期保存。
💡防災ポイント:乾燥野草は軽く、湯があればお茶・スープ・発酵種として利用可能。
瓶・紙袋・真空袋で湿気を避け、非常時の「天然栄養備蓄」として活用できます。
🌾 保存と活用のコツ
- 陰干し・風干しで香りと成分を守る。
- 乾燥後は瓶・紙袋・真空袋で湿気厳禁。
- 湿気った場合はフライパンで軽く焙煎。
- お茶・スープ・味噌・発酵調味料など多用途に展開。
自然の草は、日々の癒しから非常時の命継ぎまで。
「草の力」を暮らしと備えに生かしていきましょう🌿