🌿虎杖・葛・カラムシ・山椒・カキドオシ・ヨモギの保存

虎杖(イタドリ)

採取時期:4〜6月(若芽・若茎)
🌱部位:若芽・茎
乾燥保存:6か月冷蔵で3か月、乾燥粉末は密閉瓶で半年。
  • 粉末:茎を薄切り→天日乾燥→ミルで粉砕。酸味があるので発酵飲料に最適。若茎を薄切りし、陰干し→乾燥後ミルで粉末化。お茶やスムージーに。
  • 塩漬け:皮をむき3%塩で下漬け→水切り→10%塩で本漬け。皮をむいた茎を塩でもみ、一晩置く→水分を絞り保存瓶へ。
🍴レシピ:「イタドリの発酵甘酢漬け」 薄切りイタドリ+酢+蜂蜜+塩少々→3日発酵。整腸・疲労回復に。
⚠ 若芽を使う。古い茎はシュウ酸が強いため加熱必須。

🍋虎杖の酸味スープ

塩漬けイタドリを湯で戻し、味噌汁や酸味スープに。腸内を整え疲労回復。

葛(クズ)

採取時期:葉=5〜9月/蔓=6〜10月/根=秋〜冬
🌿葉・🌱蔓・🌰
乾燥保存:乾燥粉末は瓶で6か月、塩漬けは冷蔵2か月。
  • 葉粉末:若葉を乾燥→粉末→青汁・焼菓子に。お茶や青汁代わりに。
  • 蔓塩漬け:柔らかい蔓を塩揉み→3%塩で保存。若葉を塩で軽くもみ、発酵させると香り豊かに。
  • 根(葛粉):秋に掘り、水晒し→でんぷん沈殿→乾燥。
🍴レシピ:「葛の葉青粉クッキー」 粉末葉+米粉+蜂蜜+油で焼く。緑茶風味と抗酸化効果。
✅ 根は食品として安全。葉・蔓は若い時期のみ使用。

🍵葛葉のスープ

粉末小さじ1を味噌汁や豆乳スープに加える。身体を温める整腸作用あり。粉末を味噌汁に加えて整腸作用。根粉はくず湯にも使える。

カラムシ

採取時期:5〜8月(若葉・若茎)
🌿葉・茎🌱
乾燥保存:7か月
  • 粉末:葉を蒸して乾燥→粉砕。βカロテン・食物繊維豊富。繊維が強いため下処理必須。
  • 塩漬け:茹で葉を塩で保存→味噌汁やおひたしに。繊維質が残るため、刻んで使う。
🍴レシピ:「カラムシの味噌和え」 塩抜きした葉+味噌+胡麻。香りと滋味が絶妙。
✅ 食用カラムシとイラクサ類を混同しないよう注意。

🥗カラムシ粉末入り玄米粥

玄米粥1杯に小さじ1混ぜる。鉄分・カルシウムが豊富で貧血予防に。

山椒の葉(木の芽)

採取時期:4〜5月(若葉)
部位:🌿葉・実(初夏)
乾燥保存:6か月(冷暗所)冷凍で1年、粉末は3か月。
  • 粉末:陰干し後粉砕→香りを残す。
  • 塩漬け:軽く塩茹で→3%塩水保存。若葉を湯通し→塩をまぶして瓶詰め。
🍴レシピ:「木の芽味噌」 葉+味噌+みりん+砂糖をすり鉢で。田楽・豆腐に最適。
⚠ 実の山椒と葉は用途が異なる。葉は刺激が少ない。

🍚山椒葉の香りごはん

刻んだ塩漬け葉をご飯に混ぜる。食欲増進・防腐作用。

カキドオシ

採取時期:3〜6月
部位:🌿葉・🌱茎・花
乾燥保存:6か月

粉末:花の時期に全草採取→日陰干し→乾燥後粉砕→デトックス茶や青汁に。糖代謝サポートに。

塩漬け:若芽を塩漬けにし湯通し→軽く塩→保存。春の香り保存食に。

    🍴レシピ:「カキドオシ茶」 乾燥葉を3分蒸らす。肝臓・腎臓を整える薬草茶。
    ✅ 香り強い。妊婦・乳幼児は摂りすぎ注意。

ヨモギ

採取時期:3〜5月
🌿若葉
乾燥保存:1年、粉末は瓶で8か月、塩漬けは冷蔵2か月。
  • 粉末:天日乾燥→粉砕→草餅・発酵パンに。
  • 塩漬け:塩揉み→保存→味噌汁の具に。
🍴レシピ:「ヨモギ発酵スムージー」 粉末ヨモギ+甘酒+豆乳→ミキサー。デトックス効果。
✅ よく洗い、虫食い葉を避ける。アレルギー体質は少量から。

🍵ヨモギ味噌

ヨモギ粉末大さじ1+味噌100g+みりん小さじ1を混ぜて常備菜に。デトックス・冷え改善に。